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人財開発部

PROFILE

支社での営業サポート業務を担当した後、本社・バックオフィス業務へ。企業年金の契約管理、不動産関係の経理とシステム管理、総務、危機管理、人財育成に関わる企画など、幅広い業務を通じて、大同生命の革新・成長を支えてきた。

それぞれの持ち味から新たな価値を創出する

私には、生まれつき左腕がありません。そのため、何でも右腕だけで対応してきました。大同生命を選んだのは、事務仕事であれば、それほどのハンデにはならないこと。そして、保険を通じて、収入が不安定になりがちな障がい者の方々にも貢献できるのではないかと考えたことが決め手でした。
現在、私は人財開発部に所属し、企業にとって一番の財産である人財の育成や、成長を促す環境・制度づくりに携わっています。その目的は、当社のすべての人財が、それぞれの持ち味を活かし、いきいきと活躍してもらうことです。多様な個性を伸ばし、誰もが意欲に満ち、新たな価値創出につながっていく……。そうした理想的な組織は、画一的な育成・手法では決して実現できないもの。だからこそ、私たち人財開発部のメンバーも、常に新しい価値やよりよいものを提案できるように努力を続けていかなければならないのです。

すべての人財にキャリアの指針を示す

私にとって、とくに印象に残っているのが、キャリア形成支援の取り組みとして行われた「職務定義書」の作成プロジェクトです。このプロジェクトは、会社のすべての業務内容や、職務(ポスト)に求められる知識・資格やスキル、経験を可視化し、社内に公表するというもの。社員一人ひとりが目標を明確にして、今後のキャリア形成について考え、能力開発に取り組めるきっかけをつくることが狙いでした。
社内のあらゆる部門とコンタクトを取り、一つひとつの仕事に求められるファクターを洗い出す。そのプロセスは、とても泥臭く、困難を伴うものでした。しかし、この「職務定義書」ができあがることで、すべての人財に新たな可能性を示す指針が生まれることになるわけです。私たちプロジェクトメンバーは、真摯に、誠実に、自らのミッションに向き合い続けました。その結果、公表された「職務定義書」は、従業員の80%以上の方から「役立つと思う」との好評価をいただくことに。「この取り組みに携わってよかった」。その瞬間の喜びは、これからも忘れられないほど大きなものだと思っています。

すべての仕事は
中小企業の皆さまにつながる。

「職務定義書」のプロジェクトは、これで終わりではありません。指針が可視化されただけでは、まだスタートラインに立ったというだけ。今後は、開示された情報をよりわかりやすく、より効果的に使っていただくための工夫が必要になってきます。私は、これまでのキャリアにおいて、常に「よりよいものをつくろう」「漠然と作業をするだけでなく、改善していこう」という姿勢を貫いてきました。今はない価値を生むことがなければ、仕事とは言えません。これまでの経験を最大限に活用し、新たな知識を貪欲に吸収することで、価値創出に挑み続けることが今後の目標です。
私たちの仕事は、直接的にお客さまに向き合うものではありません。けれど、私たちの生み出した価値や、現場への支援は、必ずお客さまや社会につながっていくものです。どの部署でどんな仕事をしていても、最終的な目的は、中小企業で働く皆さまのお役に立つこと。その意識をこれからも忘れることなく、新たなチャレンジに向き合っていきたいですね。

ONからOFFへSWITCH!

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Q1

私ってこんな人です。

「あわてんぼう」です。家を出た後で、忘れ物に気づいて取りに帰ることがよくあるので、いつも時間に余裕を持って出かけることにしています。

Q2

休日の過ごし方は?

平日は子どもとすれ違う生活になりがち。習い事に連れて行ったり、一緒に散歩に出かけたり。一緒に過ごす何気ない時間が、かけがえのない宝物になっているんです。

Q3

座右の銘は?

「雨垂れ石を穿つ」です。努力してもすぐに結果に結びつくとは限りませんが、地道に続けることで、やがて目に見える結果となって表れると考えています。

Q4

最近のマイブームは?

エスカレーターには乗らず、階段を使うことです。階段の昇降という、無類の健康法をわざわざ放棄するのはもったいないですからね。

Q5

これだけは負けないあなたの自慢は?

足先が器用で、足でひもが結べます。ただし、最近は足がつってしまうので、自重するようになりましたが(笑)。

学生の皆さんへのメッセージ

障がいを持っている私たちが一歩を踏み出すのは、とても勇気がいることだと思います。ただし、形は違えど、それぞれにできることや、それぞれに得意なことがきっとありますし、それを活かせるフィールドは必ずあると信じています。皆さんが今のリクルート活動を通して、そのフィールドに出会えることを願っています!

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※所属部署は取材当時のものになります。