入社後、北陸ＴＫＣ企業保険支社（石川県）に配属され、代理店である税理士事務所の保険指導業務のマネジメントを担当しました。その後、初期ローテーションにて金融チャネル組織をサポートする金融チャネル事業課への異動を経験し、2020年に現在の部署に着任しました。
金融チャネル組織は、銀行をはじめとした全国の金融機関を代理店とし、金融機関が中小企業に適切なソリューションを提供できるよう支援しています。金融機関にとって「必要不可欠なパートナー」となれるよう、生命保険商品の提供にとどまらず、経営課題の解決策として生命保険を活用いただくための「コンサルティング手法」も併せて提供しています。

具体的には、担当している金融機関に対して各種研修や提案内容の個別打ち合わせ、提案書の作成等生命保険に関する支援全般を行っています。長い歴史がある税理士事務所の代理店と異なり、当社が金融機関代理店に参入したのはここ数年のことです。先行している他の生命保険会社に比べ認知度が低いため、金融機関から“選ばれる存在”となっていくことが、配属間もない頃の私のミッションでした。そこで「経営者保険のパイオニア」として培ってきたノウハウで、生命保険だけでなく、企業の事業承継に至るまで幅広いソリューションが提供できることをアピールしました。
その結果、先方の担当者から「事業承継というワードから生命保険を提案できるとは思わなかった、大同生命はさすがだね」と嬉しいお言葉をいただくことができました。半世紀にわたり中小企業マーケットに特化し、中小企業の永続的な発展を支えてきた大同生命だからこそいただけた言葉だと思っています。

前任地の金融チャネル事業課で、金融チャネル組織の立ちあげに携われたことは非常に印象深い経験です。今後もこのようなチャンスがあれば、ぜひまた挑戦したいと思っています。当時は、メンバー全員でトライ＆エラーであらゆることに取り組みました。難しい局面にも数多く直面しましたが、実際に組織がスタートしたときや、組織として円滑に機能するようになったときには大きな喜びを感じました。
大同生命には社員一人ひとりが「挑戦」できる風土や制度が整っています。私もいつも「挑戦」できる自分でいるために、日々の自己研鑽やスキルアップに努めています。また、個人的に大切にしつづけたいことは、相手が喜ぶような仕事の考え方、進め方をすることです。自分の社会人としての基礎は、そこにあると思っています。