資金運用部はお客さまからお預かりした保険料を運用する部署で、私は融資を担当しています。新規貸付や保全のため、融資先のことを詳しく知る必要があることから、融資先に定期的に訪問する等外回りも多い仕事です。上司や先輩からの「担当企業のことは、担当者が一番詳しくあるべき」という言葉を肝に銘じ、担当先の研究や融資市場についての勉強を重ねています。融資先の業界・業種は多彩です。担当企業の知識を深めれば、日本経済全体の理解を深めることにも繋がる醍醐味を感じています。

配属から1年が経った頃、それまでは上司のもとで副担当として携わっていた企業をすべて引き継ぎました。お客さまとのコミュニケーションも上達したと思っていたのですが、いざ1人になると、うまく進めることができません。その時、いかに自分が上司に頼っていたかを実感。訪問前の準備時はもちろん、訪問から戻るたびに疑問点を上司に解消してもらうことをつづけた結果、半年ほど経った頃からようやくメイン担当らしい対応ができるようになりました。
複雑な条件での金利交渉等、まだまだ足りないところはありますが、もっと知識を身に付け対応力を磨いていきたいです。運用の仕事は奥が深く、証券アナリスト等の資格を取得して知識とスキルを高め、融資だけに限らない「運用のプロ」になれるよう挑戦中です。

仕事をしていくうえで大切にしているのは、「自分は自分、相手は相手」を忘れないこと。常に相手の立場を考えるようにしています。取引先との関係はもちろん、社内だけを見ても、上司、先輩、同期、後輩と様々な人がいます。役職や業務内容等、それぞれの立場によって考え方や意見は変わってくるもの。だからこそ、相手の立場に立って物事を考え、円滑なコミュニケーション・業務を実現しています。